STEP２　転職活動の方法を知る

求人情報を集めるには

求人情報を探す方法は様々な方法があります。複数の方法を組み合わせて選択肢を広げましょう。

求人情報メディア（求人サイト・SNS）
１つのサイトで数多くの求人情報を集めることができ、職場の写真などが掲載されている求人もあり、情報量が豊富です。会員登録をすれば気に入った求人を検討中リストなどに保存できたり、メールマガジンで新着求人の通知をもらえるサービスなどがあり便利です。

スカウトサービス
求人情報ポータルサイトの中にあるスカウトサービスを利用する方法があります。
スカウトサービスとは、自分の希望条件や経歴を登録しておくと、ご経験やご希望に合った求人を、人材紹介会社や医療機関から個別にスカウトメールを受け取れるサービスです。
求人サイトを検索するだけでは見つからない、珍しい求人や非公開求人が待っているだけで集めることができます。

友人や先輩など知人からの紹介
よく知る人からの紹介であれば、職場の雰囲気や求人情報からは知ることができない部分も事前に知ることができ、入職後のミスマッチを防ぐことができます。

人材紹介サービス
人材コンサルタントが希望する勤務地、待遇に合った案件を提案してくれます。
非公開求人も多数あり、1人では収集できない情報を得ることができます。
転職市場の動向や年俸の相場を教えてもらったり、面接設定や条件交渉も担当コンサルタントが代行してくれます。

病院選びから応募まで

たくさんの求人情報の中から自分に合った理想の求人を探し出すのは、大変な労力と時間が必要になります。
多くの情報を取捨選択するためには、つい募集条件や勤務地にばかり目が行きがちですが、まずは採用側の募集背景や求める人材を探ってみることも大切です。
採用側のニーズを把握した上で、応募する病院を選びましょう。

POINT1

医療機関が採用医師に求めるポイント

・専務的なスキルよりも総合的な診療
診断や治療法に関する知識や経験は評価されますが、一般的な市中病院やクリニックでは総合的な診療を担っていることが一般的です。高度な専門スキルよりも内科全般、外科全般というようにプライマリケア医が求められることが多いようです。

・患者やその家族、看護師やコメディカルとのコミュニケーション力
高齢化の進行により専門的な治療に加え、訪問診療やリハビリ領域、介護施設等の求人が増加しています。これらの勤務では技術よりも人柄やコミュニケーションが重視されます。

POINT2

家族の了承を得る！

転職はもちろんご自身のキャリアアップや夢の実現のための手段ですが、ご家族のライフスタイルにも多大な影響を及ぼします。
勤務地や給与、住居の条件も変わってきますので、ご家族のこともよく考えた上で決断しなければなりません。
転職を決めたらまずはご家族とよく相談して、今後のキャリアの方向性を一緒に考えていただきたいと思います。