COLUMN
成功・失敗事例に学ぶケーススタディ
公開日:
2023.10.29
失敗談 焦りは禁物!コンサルタントには包み隠さず伝えよう
◆転職のきっかけ
長く医局人事で働いてきましたが、そろそろメスを置き、自身のペースで勤務できる所を探したく退局を決意しました。
◆転職活動
医局から許しが出たのが遅かったため、年度末ぎりぎりの転職活動となってしまい、焦っていました。
その際に利用していた紹介会社から提示された条件を鵜呑みにして、通常ではあまり例を見ない好条件にて転職を行いました。
当初提示された勤務先からグループ病院へ1年ごとに転勤を命じられることに。
最初に入職した勤務先は通いやすいところでしたが、勤務できたのは数ヶ月のみ。1時間以上かかる通勤時間と業務内容の変更に疲れてしまい結局退職することになりました。
◆転職活動再開
新し紹介会社ではまずじっくり打合せを行いました。条件だけでなく、私のスキルや転職のきっかけ、医療についての考えも含めてしっかりと伝えました。
エリアや業務内容によって妥当な給与目安や各医療機関の評判、医師体制など、具体的に教わりました。
前回とは異なり、面接の際に確認するポイントも把握した上で面接に挑みました。
担当のコンサルタントは問合せや質問に対するレスポンスも早く、転職のモチベーションを高く維持しながらの活動ができたことも大きかったと思います。
◆転職後の感想
総合クリニックへ転職。
年俸を維持しながらも、通勤時間、勤務内容が改善し、非常に納得のいく転職をすることができたと思います。
転勤もないのでじっくりと患者と向き合い、望んでいた医療に取り組むことができ大変満足しています。
失敗からの成功ポイント
最初は焦りから、提示される条件ばかりに目がいってしまい目的や優先順位を見失っていました。
その原因はコンサルタントにきっちりと自分のことを伝えていなかったことが大きな失敗でした。
自分が希望する条件もコンサルタントから、平均的なデータを教えてもらうことで客観的に判断することができ、医療機関側とも無理のない勤務内容で入職することができました。
成功談 希望条件の優先順位を決めて、将来の活躍をイメージさせることが成功の秘訣!
●転職のきっかけ
グループ内での異動が多く、10年ほど単身赴任を続けていました。
年齢的に1つの所で落ち着いて働きたいのと、家族と過ごす時間を大切にしたいと思い転職を決意しました。
●転職活動
転職活動を開始してから1年3ヵ月後に決定。
時間をかけて病院見学を行い、希望に沿う病院だと判断して決定しました。
今まで積み上げてきた自分の理念を実践するため、出来ることであれば院長ポストが希望でしたが、あまり市場に出回らない求人だと思っていました。それでもメディキャリアより4件の提案をもらい、実際に全部面接し条件などを熟考しました。
その際担当コンサルタントにもずいぶんと相談に乗ってもらいました。
●今回転職した病院に決めた理由
病院の規模や立地環境などの条件がマッチしたことと、地域的に今まで携わってきた循環器のニーズがあり、収益的にも上げていける目処が見える病院だった点です。
面接後に条件も上げてもらえて、非常に熱心に誘ってもらったことも大きな理由です。家族も土地柄を気に入ってくれて、大変喜んでくれています。
●転職後の感想
損益管理や医師・コメディカルの採用計画など、責任ある立場なのでもちろん大変さはありますが、非常にやりがいを感じています。
家族とも一緒に過ごせるようになり満足しています。
成功のポイント
たくさんある希望条件の中で本来の目的実現のための優先順位を付けること。
医療機関側が採用後の活躍をイメージできるように具体的にアピールできたことがポイント。