STEP4　円満退職（退局）のポイント〜新しいスタートのためにすべきこと〜

退職までにすべきこと

大学医局、人事への連絡

退職する意思を最初に報告するのは必ず直属の上司にしましょう。
勤務先への不満が退職理由であっても、前向きな理由にしましょう。
早くて１年前、通常半年〜３ヵ月前に伝えることが多いです。
特に大学医局を退局する場合は、所属する医局の通例が存在することがありますので、過去に退局した先輩方の退局を参考にしましょう。

退職日の決定

外来や病棟のローテーションなどに支障を出さないように、事前に勤務先と話し合って決めるのがベストです。

退職届の提出

病院によっては「退職届」の提出が必要な場合がありますので、事務部門に問い合わせましょう。

引継ぎ

一般公募で医師を採用する場合、前任者への問い合わせができないこともあるので、引継ぎは重要です。
引継ぎ業務がある場合は退職日のおよそ1カ月前から引き継ぎを進めるのがベストです。
後任者が決まらないという場合は、引き継ぎ準備を先に進めておきましょう。業務内容をリストアップしたり、ファイルなどにまとめておき、後任が決まったらファイルをもとに説明するとよいでしょう。
長期療養の患者さんを抱えている主治医の方は、各患者さんの注意事項を引継ぎ書にまとめてから退職するケースもあります。