STEP1　転職を成功に導く秘訣

転職を考える前に

「転職を安易に考えない」
転職をしたいと考えておられる先生方にまず考えていただきたいのは『なぜ自分は転職したいのか？』ということです。
「何をどのように変えたいのか？」
「何のために変えたいのか？」
ということ明確にする必要があります。

職場の人間関係が上手くいかない、仕事がキツイわりに給料が安いなど、マイナス思考的な理由で転職をしても失敗する場合が多くあります。
不平不満は自分にも原因がないのか自己分析をしたり、現状を変える手段がないか周りのスタッフと話し合ったりすることも必要でしょう。

POINT　転職の目的は何ですか？
目的を達成するための優先順位を設定しましょう
年収UP？勤務地？スキルUP ？

転職スケジュールを立てる

在職中は３〜６ヵ月が目安
転職までには求人情報を収集する期間、応募した後の選考期間、そして円満に退職するための業務の引継ぎなど、いろいろなステップを経なければなりません。
働きながら活動する場合は余裕をもって３〜6ヵ月程度を考えておくのがよいでしょう。
求人が増える季節（3月・10月が最も多くなる傾向があります）なども考慮して、活動時期を決めることも重要です。
また、病院によっては退職の申し出は6ヵ月前や、同じ時期に既に退職予定の医師がいるなど、様々なケースがありますので、周りの状況も確認して計画的に進めましょう。

POINT
大切なのは「目的」を達成させること。転職はあくまでも「手段」でしかありません。

キャリアプランを考える

将来のことを考えない人はいないと思いますが、キャリアプラン（自分らしい医師になるための計画）を明確にお持ちの方は少ないと思います。
理由としては・・・
「忙しくて考える暇がない」
「相談できる人がいない」
「なんとなく続けてきて、考えるきっかけがなかった」など
しかし転職をお考えならばここで、じっくり自分らしい医師になるための計画を立てられてはいかがでしょうか。
自己分析を図ることで、目的意識を明確にした転職活動を展開することが可能となり、自分が理想とする将来像への近道となるはずです。

転職準備のやることリスト

□自己分析：
転職の目的、転職で実現したいことなどを整理する
希望するエリア、年俸、勤務内容などの条件をリストアップする
□キャリアの棚卸：
これまでの経験を振り返り、自身のスキルや実績、強みを整理する
新たに取得した資格や研修の記録をまとめる
□履歴書・職務経歴書の作成：
最新の経験やスキルを反映させる
これまでの治療実績や研究、学会発表などの成果を明記する
□求人情報の収集・比較検討：
希望する病院やクリニックの評判や募集背景をリサーチする
同業者や知人からの情報を収集する