COLUMN
STEP3 面接のポイントと心得
公開日:
2023.10.31
面接の心得
面接は第一印象で決定!?
第一印象を良くするためにも身だしなみやマナーには細心の注意を払い笑顔での入室を心がけましょう。また、一般企業の面接とは違い、面接は両者が自分の紹介やPRを行い、疑問を解消する場です。面接で1番大切なのはお互いに好意をもって話すことです。当たり前のことですが、相手に嫌な印象を持たれないような話し方や内容を選ぶことが必要です。最初から年俸や待遇の話は当然NGです。
『相手に好感を持たれる対応』を心がける。そのことにより即採用ということや、条件交渉もしやすくなります。
POINT1
医師の面接でよく聞かれる質問
・先生のスキルを当院でどのように活かせますか?
研修医以外の採用面接では即戦力を求めている医療機関が殆どです。
採用する医師が病院にどのような形で貢献してくれるのか採用側は知りたいのです。今までの経験と実績、スキルを活かしてオペや検査数の増加、若手医師への指導など、具体的に回答できるとよいでしょう。
・前職の退職理由
必ず聞かれる質問です。
ネガティブな退職理由であったとしても、そのまま伝えてしまっては印象が悪くなります。採用してもまた同じような理由で辞めてしまうのではないかという懸念点になります。必ずポジティブな回答をしましょう。
・今後のキャリアプラン
スキルの向上や資格取得などのキャリアアップについては、採用する医療機関側にとっても望むことでしょう。
ただし、数年後の開業や海外留学などは、採用側に不安を与える可能性があります。
応募する医療機関の状況によっては入職前に伝えるべきではないこともありますので、よく考えてから回答しましょう。
POINT2
医療機関側の採用医師に求めるポイント
最近の求人では、能力や経験等に加えて「一般社会での常識を理解し、独りよがりではなく患者やスタッフとの信頼関係が築ける人柄」が医師に求められています。
時代の変化により医師や病院が患者にとって絶対的な存在ではなく、患者に選ばれる存在になってきたと言えるでしょう。医師の人間性が病院の評価にも大きく影響するようになっているのです。